春休みに家族4人で熊本へ!福岡空港で格安レンタカーを借りて阿蘇・天草を満喫した話
春休みって、子どもが小さいうちはあれこれ計画するのが楽しいんですけど、高校生・中学生になってくると「どこ行きたい?」って聞いても「別にどこでもいい」みたいな反応が返ってきて、なんとも微妙な空気になることありませんか。
うちもまさにそのパターンで、今年の春休みも最初は「どうせ乗り気じゃないだろうな」と思いながら熊本旅行を提案したんです。ところがこれが意外と好評で、結果的に家族4人で1週間、阿蘇と天草をぐるっと回る旅行になりました。
自営業なので春休みでもまとまった時間が取れるのはありがたいんですが、その分収入も不安定。お金をかけすぎず、でもちゃんと思い出に残る旅にしたい——そんなわがままなテーマで計画を立てた記録を書いておこうと思います。
まずレンタカーをどうするかが最初の関門でした。
東京から熊本に行くとなると、飛行機で熊本空港に飛ぶのが一番シンプルです。でも調べてみると、福岡空港に降りてそこからレンタカーで南下するルートのほうが、航空券もレンタカーも合わせたトータルで安くなることが多いんです。
熊本空港周辺のレンタカーに比べて、福岡空港周辺は選択肢が多い分、競争が激しくて料金も下がりやすい。比較サイトをいくつか見て回ったところ、その差は明らかでした。
そこで今回は「福岡空港でレンタカーを借りて、阿蘇・天草方面をぐるっと回って、また福岡に戻ってくる」というルートに決定。
福岡空港周辺の格安レンタカーをいくつか比較していて、最も安い料金が出てきたのが業務レンタカーした。
正直、最初は名前を見て「業務用ってことは一般の旅行者には向いてないのかな」と思ったんですが、まったくそんなことはなくて。普通に個人でも借りられる格安レンタカー屋さんです。
1週間借りるとなるとレンタカー代だけでもそれなりの出費になるので、日額が少しでも安いところを選ぶのは大事。同じ条件で比べたとき、業務レンタカーが一番リーズナブルだったので迷わず予約しました。
家族4人で1週間の旅行となると、荷物の量がえげつないんですよ。子どもたちはそれぞれ着替えをたっぷり持ってくるし、雨具、カメラ、お土産スペースのことも考えると、コンパクトカーでは絶対に足りない。
ミニバンかSUVで、ラゲッジスペースが広い車種を選ぶのが必須条件でした。業務レンタカーでも複数の車種から選べたので、そこは妥協せずに広めのミニバンを確保。
「安さ優先だと車が古いんじゃないか」という不安もあったんですが、実際に借りてみたら特に問題なく、1週間快適に走れました。
飛行機が福岡空港に着いたのがお昼前。レンタカーを受け取ってそのまま阿蘇に向けて出発しました。福岡市内から阿蘇までは高速を使えば2時間弱くらい。
阿蘇に着いてまず向かったのは**草千里ヶ浜**です。広大な草原の中に丸い池が点在している風景は、写真で見たことはあっても実際に立つとスケール感がまったく違う。「すごいな」と子どもたちも素直に感動してくれたのが嬉しかったです。
阿蘇は車がないと移動が難しい場所なので、レンタカーで来る旅行者には本当に相性がいい。展望台をいくつかはしごしながら、自分たちのペースで動けるのが快適でした。
宿泊コストを抑えるために、今回はビジネスホテルと旅館を組み合わせました。温泉地では素泊まりプランの旅館を選ぶと、食事代を自分たちでコントロールできるので節約になります。地元のスーパーやコンビニでご飯を調達する夜があっても、それはそれで家族の思い出になるんですよね。
高校生の息子は「旅行のご飯くらいちゃんとしたもの食べたい」と最初は不満そうでしたが、地元のスーパーで買った熊本の惣菜が意外とおいしくて、途中からはむしろノリノリで地元食材を探すようになっていました。
旅程の中盤で天草へ移動しました。阿蘇方面から天草に行くには一度海沿いに出て、天草五橋を渡っていく形になります。この五橋の景色が本当に良くて、橋を渡るたびに車の窓から「おお」って声が出る感じ。
天草といえばイルカウォッチングが有名ですが、予約状況と料金を調べてみたところ、思ったよりリーズナブルで参加できました。船の上から野生のイルカが何十頭も泳いでいるのを見た瞬間、家族全員のテンションが一気に上がって——あの場面はこの旅一番の盛り上がりだったかもしれません。
今回の旅行で改めて感じたのは、公共交通機関では絶対に行けないような場所に気軽に立ち寄れるのが、レンタカー旅行の最大の強みだということです。
阿蘇の外輪山沿いの道路をぐるっと走ったり、天草の離島に近い海岸線を流したり、「地図を見てなんとなく気になった道」を走ってみたり。そういう寄り道の積み重ねが旅の記憶として残るんだなと、改めて思いました。
費用については、福岡空港で業務レンタカーを借りたことで、レンタカー代を想定よりかなり抑えられました。その分を現地での食事や体験に回せたので、全体のバランスとしては良かったと思います。
「お金をかけなくても充実した旅行はできる」というのが今回の結論ですが、そのためにレンタカーの選び方と宿の選び方をしっかり考えることが、実は一番大事なコストコントロールのポイントだと感じました。
今年の春休みも、どこか行けたらいいな。